murmur

モノノフの端くれのたわごと

まるごとれにちゃん2018 個人的感想

 

 

 

自己満足の書きなぐりです。

暇でどうしようもなくて死にそうという時に読むのをおススメします。

 

 

大前提として、私は地方民だ。九州に住んでいる。

インドアのオタクで旅行も近場が多い。

ましてやライブの遠征などしたことはなかった。初めてのももクロの現場に行ったのは2015春のAE限定のイベントであるどんたくだった。その後も近場に来た時に参加するくらいのヌルオタである。

 

そんな私が初めて遠征したのは2017年のももクリだ。

埼玉と東京であると発表されたとき、遠征慣れしている先輩に「大阪なら近いから行こう!」と誘われ、行くことを決めた。今になって思えば、行ってよかった。行かなかったら後悔しかなかった。だって、私が最後に会えた有安さんはももクリだったから。

 

有安さんが卒業したことについては、とてつもない衝撃だった。

いつまでも永遠に続くことはないと思いながらも、やはりそれを望んでいた一人であったと痛感させられたできごとだ。

もちろん責めるつもりはない。幸せを心から祈ってる。

彼女たちは私では想像すらできないようなたくさんのモノを犠牲にして、私たちに歌と笑顔を届けてくれたのだから。本当にありがとう。

 

さて、話が逸れてしまったが、有安さんの件で私はすごく焦った。自分の推しである、れにちゃんに会えなくなったらどうしよう、と。

 

れにちゃんのソロコン、一回目はまだよく知らない頃で不参加、2、3回目はLVで参加した。すごく素敵なソロコンで涙なしには観られなかった。もっともっとれにちゃんが好きになった。

 

なんと不幸なことに、3月9日は私の職場の繁忙期。みんな休日出勤をして馬車馬のように働いている時だ。私なんてペーペーなので休みをとるのはとても難しいこと。そのため、LVに行けることすらありがたく、現地参戦なんて夢のまた夢のようなとても遠い現実味のない願望だった。

 

それでも、今回のれにちゃんのソロコンには行きたかった。

杏果の 件で私は痛いほど思い知った。「いま」を大切にしたい。全力で後悔しないようにしたい。激戦なのは知っていたが、何もせずにあきらめることはしたくなかった。

 

一か八かで申し込むと、なんと!当選できた。

注釈付きの席だったが、現地に行けること自体が奇跡のようで嬉しかった。

 

しかし、ソロコンの二週間前に私は急性腸炎になり、入院することとなった。

お腹の痛みと、絶食を言い渡され何も食べられない悲しみ、繋ぎっぱなしの点滴、絶望しかなかった。せっかくチケットを当てたのに…

ただ、丸三日寝たきりで過ごすと体調は難なく回復した。あと少し遅ければライブに参加できなかったと思うとゾッとする。運が良かった。

そもそも運がいい人は入院なんかしないかもしれない。笑

 

4日も入院し、繁忙期に穴をあけて、正直申し訳なさで死ねるくらいだったが、「私は何を思われてもいい、れにちゃんのソロコンには這ってでも行く!!」という鋼の意志でソロコン参加は決行した。係長には良くは思われていなかったかもしれないが、あとは野となれ山となれだ。とはいえ、職場のみなさんごめんなさい。

 

 紆余曲折はあれど、無事になんとか川崎までたどり着いた。

紫、紫、紫、紫。一面の紫のなんと美しいことか。

この場にはれにちゃんが大好きな人しかいないという事実がとても誇らしかった。まさに老若男女、たくさんの人がいて、れにちゃんの人徳のすばらしさがよくわかった。

 

そして、会場に入ると3階席だった。

ホールでの 注釈付きの席というのが想像できなくて、「機材の隣で見えにくいのかな?」くらいに思って期待してなかったのだが、席へ行ってみると、3階の真ん中。座るとステージは見えにくいが、立てば何の問題もなく見れる席だ。普通のコンサートなどなら、注釈なんてつくことがない一般的な席だった。

これは運営さんが考えたのだろうか。普通の席だと思って3階席に通されると、やっぱり残念に思ってしまっただろう。しかし、注釈付きの席なら期待はないに等しい。そこで見切れない席に案内されれば、嬉しくないわけがない。すこしのことだが、ありがたかった。

 

 

そして、ドキドキしながら迎えたソロコン。

 

イントロが流れ出した瞬間、なんの曲かすぐ分かって心の中で叫んだ。飛び上がりそうになるくらい嬉しかった。

シュガーソングとビターステップ

明るいメロディだがどこか切なさを孕んだ魅力的な私の大好きな曲だ。私の好きな人が私の好きな曲を歌ってくれている。そんな贅沢なことがあるなんて。

軽快なイントロが終わり、れにちゃんが歌い始めると、ステージのれにちゃんがぼやけてきた。 

 

耐えようと思ったが無理だった。

この瞬間、この場所でれにちゃんの歌を聴けるという奇跡がとてつもなく嬉しくて、尊くて、涙が止まらなかった。

 

斜め前の人に2回も振り向かれたが、私のことが気になったわけではないと思いたい。

 

 

 本当に大好きな曲だったのでしっかり聴きたかったが、涙を止めるのに必死でうろ覚えなのが悔やまれる。結局、2曲目まで涙は止まらなかった。

 

 以前のソロコンに比べ、知ってる曲が多かった。知ってる曲をれにちゃんが歌ってるとありがたみが増す…

 

そうこうしていると、れにちゃんが席を回ってくれる順番になった。

 

私の席は真ん中の皆が通る大きな通路から上に2列目なので、「もしかしたら」を期待していた。去年のソロコンみたいに「てをつなごうよ」という歌詞とともにれにちゃんに手を出されたら迷わず握ろうとシュミレーションだってしてきた。

 

会場のドアが開く。みんなの視線が集中する。周りの空気が一瞬で緊張と期待につつまれた。

スタッフさんに座るように促され、私が真っ先に見つけたのは川上さんだった。

ぶっちゃけ少し笑ってしまった。その大きな川上さんの前にいた れにちゃんは笑顔で手を振り、「大好き」を歌いながら歩いてくる。私の席に近づいてきた時、れにちゃんは下のステージ側を見ていた。「あーこっち向いてくれないかな」祈るように思っていると、丁度私の席の前を通り過ぎるくらいでれにちゃんがこっちを向いてくれた。

祈りは通じた。神はいたのだ。

通路より座席の方が高かったので、私が座って身を乗り出すと、丁度れにちゃんの顔の高さになる。めちゃくちゃ近かった。座席一個分だ。約1メートルの距離でれにちゃんと目があった。もうなにも考えられなかった。勘違いでもいい。れにちゃんとアイコンタクトができた事実で、私はもう満足してしまった。ここに来るまでのすべてが、いままで生きてきたすべてが認められたような、このために頑張って来たのだと誰かに許されたような悟りの境地に達した。

誰かが言っていた。あーりんは天使で、れにちゃんは菩薩。本当だ。れにちゃんを拝んですべてのことを許されたい。

 

 

そんな私の心境なんて関係なく、コンサートは滞りなく進んでいく。

「ラムのラブソング」は声しか聞こえなかったが、それだけでも可愛いことがわかったし、「Yeah!めっちゃホリディ」は定番アイドルソングでれにちゃんも歌いなれているとすぐわかった。カラオケで毎回歌うのかな。そのカラオケに参加したい。

スタセレは途中まで行ったのにやり直すってなったときに笑ったし、本当にちょっとしか弾けないと言ってたのに、なんだかんだで弾けていて、本当にいつ練習したの?偉すぎない?感動に楽器の上手下手なのは関係ないんだと思った。そして会場のみんなで歌うっての大好き。楽しかった。

「千本桜」はいろんな人がカバーしてるけど、れにちゃんは誰の曲を聴いてたんだろう。後ろにかの有名なラスボスの雰囲気が漂ってたけど、気のせいかもしれない。

 

そして、ハイタッチ。

初の接触。

3階席だからハイタッチの順番は終わりの方だ。何を言うか考える時間はたくさんあった。

敬語がいいかな?いや、タメ語かな?大好きっていう?でも押し付けてどうするの?好きだからここに来たんだし…

あの動画でれにちゃんが駆け上がっていった長い階段を下っていく。「右手でハイタッチをしまーす。右手を開けてくださーい」と、スタッフさんの声が聞こえてくる。

階段を下っていったられにちゃんが見えた。この時には言葉は決めていた。しかし、5人前くらいの人が立ち止まったようで、スタッフが鬼のように「立ち止まらないでください!!」と前の人たちの背中を押していく。「えっ?急かされたくない!」と思ったが、すぐに自分の番が来た。

そこにはれにちゃんが笑顔で居た。夢かと思った。こんな可愛い子が本当に実在したんだ。

スタッフさんは何も言ってなかった。優しい。

我慢できずに前のめりでれにちゃんの手を握って「幸せだった!ありがとう!」と言うと、れにちゃんは少し引きながら困ったような笑顔でうんうんと頷いてくれた。本当に神様かな?

そうだ。れにちゃんの手はすごく柔らかくて温かくて「女の子」って感じの手だったんだが、思い返せば私はれにちゃんの手を握ってた??かもしれない。舞い上がってほぼ記憶にないが、差し出されていた れにちゃんの手は力が抜けていて、私は瞬時に「タッチ」ではないと思い込んだのかもしれない。ギュッとは握ってないと思いたいが、少なくとも「パチン」と音のする感じのハイタッチではなかった。れにちゃんの手の柔らかさがわかったのだから。気持ち悪くてごめんね れにちゃん…

言葉も行動も典型的キモヲタすぎて、思い出しては穴があったら入りたいくらいなんだけど、私の本質はキモヲタなので、もう今更だと開き直ろう。土壇場になると人は本性を晒してしまうのだ。そうです。私が変なキモオタです。

 

れにちゃんがMCで「やることがありすぎてどうしたらいいのかわからなかった」というようなことを言いながら泣いてたけど、本当にその通りだよ。だって、4人になって、歌わり、フォーメーション、その他もろもろが全部覚えなおしになって、インタビューとかもあって、新しいお仕事もたくさんして、一体いつソロコンの準備をしたの??れにちゃんがきついなら中止か延期をしてもいいとさえ思っていたソロコンだったけど、期待以上のクオリティで成功させて、これが24歳の女の子っていうのが信じられない。

すごすぎない?大好きだって思ってたけど、それ以上好きになっていくから言葉が足りない。天井知らずで好きがつのっていって怖いよ。

 れにちゃんがくれた「いつでも味方です。」って言葉。大切に大切に胸にしまっておくね。辛い時悲しい時、れにちゃんの、ももクロの歌を聴いたり、ライブを観たりして元気をたくさんもらった。それでも、れにちゃんが涙ながらにくれた言葉はまた格別な宝物だから、忘れないようにしたい。

こんなにファンを大好きでいてくれるアイドルを好きになれてよかった。

出会えてよかった。

生まれてきてくれてありがとう。

これからも応援してます。

 

 

なんか書きたいとこだけ書いたから、全然まとまってないけど終わる。 

 

 ここまで読んで下さった心の広い方

ありがとうございました。